MCP のつなぎ方
AI エージェントを作る人に向けて、GeniamTime の MCP の URL、ログインと同意の流れ、許せる範囲、どのエージェントにも変わらない守りをまとめます。
公開の準備中この頁は、いま作っている GeniamTime の設計にもとづく説明です。アプリケーション本体は2026年11月中にリリースし、機能はできあがったものから順に開きます。画面の名前や手順は、開くまでに変わることがあります。
GeniamTime は、MCP(Model Context Protocol)の口を一つ持ちます。MCP を話せるエージェントなら、同じ形でつなげます。Claude Code・Codex・Cursor、Claude や ChatGPT のアプリなどです。使う人に向けた手順は、AI エージェントとつなぐにあります。
三つの向き
GeniamTime と AI エージェントのあいだには、三つの向きがあります。この頁で説明するのは、1の「入ってくる」です。
| 向き | だれが、何をするか |
|---|---|
| 1 入ってくる | 本人が回しているエージェントが、GeniamTime を読み、自分の仕事を報告し、予定の変更を提案する |
| 2 出ていく | GeniamTime のロイドやエージェントが、外のタスクアプリを道具として使う。外への書き込みは、確かめてから送る |
| 3 頼む | GeniamTime や Xroid から、外のエージェントに仕事を頼み、進み具合を受け取る |
どの向きも、Xroid の AI のコアを通ります。鍵と記録は Xroid に集まります。
口の形
https://time.geniam.ai/mcp
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 形 | 状態を持たない Streamable HTTP。Xroid Studio の MCP と同じ形 |
| つながる先 | Xroid の AI のコアの MCP の窓口。窓口が GeniamTime の道具の一覧を出し、呼ばれた道具を GeniamTime に渡す |
| 道具の説明 | 英語で書く。日本語の題もある |
| 使える人 | GeniamTime を使えるアカウント。つなげるエージェントの数は、プランで決める(数はまだ決めていない) |
ログインと同意
- 1URL を入れる
エージェントの MCP の設定に、上の URL を入れます。
- 2ログインする
Xroid の同意の画面が開きます。Geniam のアカウントでログインします。
- 3範囲を選ぶ
本人が、許す範囲を選びます。はじめに選べるのは「読む」と「自分の仕事を報告する」です。
- 4鍵を受け取る
エージェントは、GeniamTime の MCP だけに使える鍵を受け取ります。
認可は、MCP の認可の決まり(2025-11-25 版)に合わせます。
- OAuth 2.1 と PKCE(S256)を使います。
- 鍵は、資源の印(RFC 8707)で、GeniamTime の MCP だけに使えるようにします。
- 保護された資源の案内(RFC 9728)を出します。
- エージェントの登録は、Client ID Metadata Documents を先に使います。動的な登録(DCR)も残します。
- 受け取った鍵を、そのまま外の API に渡すことはしません。
同意の画面と鍵は、Xroid が持ちます。GeniamTime の設定の「AI エージェントの接続」では、つないだエージェントを見ることと、止めることができます。

許せる範囲
範囲は、本人が許すものです。エージェントに見える道具は、許した範囲の分だけです。範囲を広げるときは、本人がもう一度同意します。
| 範囲 | できること | はじめから |
|---|---|---|
| 読む | 予定・タスク(外のアプリの分も)・時間予算・空き時間・在りたい私・目標を読む | 許す |
| 自分の仕事を報告する | 自分の仕事を「人と AI のタスク」に並べ、本人に答えを頼み、答えを受け取る | 許す |
| タスクを書く | 受信箱に足す・終える・予測時間を直す | 本人が足す |
| 予定を提案する | 予定の変更の案を、変更のまとまりとして出す。入れるかは本人が決める | 本人が足す |
| 予定を書く | 未来の新しい予定だけを、確かめずに入れる。あとで取り消せる | 本人が足す |
| 記録を書く | 実際の時間・KPI・習慣の記録を足す | 本人が足す |
範囲の名前と数は、開くまでに変わることがあります。
どのエージェントにも変わらない守り
どの範囲を許しても、次の決まりは変わりません。
- 操作の層を通る:書き込みは、画面と同じ操作を通ります。MCP だけの近道はありません。
- 許した範囲だけ:許していない範囲の道具は、一覧に出ません。
- 予定の変更の決まり:変更のまとまりとして出します。過去は変えない、一度に50件まで、消すのは10件まで、全部の置き換えはなし、です。
- 相手に知らせが飛ぶもの:招待や予約の確定は、本人の確認なしには進めません。
- 見える仕事:エージェントが見られるのは、自分が報告した仕事だけです。
- 量の上限:開いている仕事は、エージェントごとに50までです。報告は1時間に120回まで、報告の文は2,000字までです。リンクは https だけです。
- 報告の文はデータ:報告の文は AI が書いたデータとして扱います。ロイドは、その中の指示に従いません。
- 止める:エージェントごとの「止める」と「すべての AI を止める」で、鍵はすぐ使えなくなります。止めても記録は残ります。
外のタスクアプリがもとにしている欄(題・状態・担当・期日)は、GeniamTime の MCP からは直せません。直すのは、そのアプリの役目です。
画面を動かす道具
ワークスペースのエージェントには、頁を開く・場所を照らす道具があります。MCP から呼んだときは、画面を動かすかわりに、その画面へのリンクを返します。外の AI から使っても、本人は同じ画面で確かめられます。